もくじ
フェスでスマホがつながらない!原因と対処法について紹介します!
夏休みはイベントが盛り沢山ですよね。
フェスや夏祭りなど、多くの方が集まるイベントが目白押しです。
楽しみにしている方が多いかもしれませんが、全然スマホがつながらないという事態が起こることがあります。
これはなぜなのか、みなさんはご存じでしょうか。
そこで本記事では、大勢の方が集まる状況でスマホが繋がりにくくなる原因と対処法について解説します。
本記事を参考にして、どんな状況でも問題なくスマホが使える状態にしてくださいね。
フェスでスマホがつながらなくなる原因を3つご紹介!
モバイル通信がつながらなくなる原因は「基地局が遠い」「携帯会社のネットワーク機器にトラブルが発生している」「大勢の人が一斉にスマホを使って輻輳(ふくそう)状態になっている」の3つです。
基地局が遠かったり、電波が遮られていると、スマホがつながらなくなることがあります。
地下のお店にいるときや地下鉄乗車中に電波が届かなかくなった経験がある方は多いのではないでしょうか。
また、自然災害によって携帯会社のネットワーク機器に問題が起こることがあります。
最後のものは電波の渋滞によるものです。
フェスに限らず、花火大会や大地震などで一斉に多くの方が安否確認しようとするとスマホの電波マークが立っているのに使えないことがあります。
これは回線が混雑しているサインです。
電波が悪いときはどうすれば良い?
電波が悪い時はどのような対処をすれば良いのでしょうか。
ここでご紹介するのは以下の3つです。
・ポケットWi-Fiを持ち歩く
・衛生電話を持ち歩く
・3G回線に切り替える
・あらかじめ集合場所を決めておくこと
それぞれの対策を解説します。
まずはポケットWi-Fiを持ち歩くことです。
ポケットWi-Fiとは、モバイルWi-Fiルーターのことで、持ち運んでネットが使えるコンパクトな機械のことです。
スマホやタブレット、パソコンでのネット接続が簡単になります。
次は衛生電話を持ち歩くことです。
これで通話は可能になるのですが、衛生電話を持っている方は非常に少ないでしょう。
LINEなどはできませんので注意してください。
また、PHSを利用するという選択肢も存在します。
PHSとは、Personal Handy-phone Systemの略称であり、1995年に通信サービスの1つとして登場しました。
ただ、2020年の7月にはプライベートで利用されていたこのサービスは終了しましたし、2023年には公衆サービスも終了する予定です。
災害時には4G/LTE網が混雑して使えなくなった時でも問題なく通信できたため、非常に重宝しましたが、近いうちに完全にサービスが終了してしまうのは悲しいですね。
衛生電話に関しても同様で、地上の基地局からではなく宇宙空間の衛星と通信して電波を拾うため、災害時にも問題なく使用できます。
次は3G回線に切り替えることです。
3G回線とは、初めてスマホが導入された時に採用されていた規格です。
現在私たちが使っているスマホでも、手動で3Gに切り替えることができます。
最後はあらかじめ集合場所を決めておくことです。
どうしても同行している方と一時的に離れなければならないケースもあるでしょう。
そしてここまでご紹介してきた対策が行えない時は、時間と場所を打ち合わせしておきましょう。
スマホがつながらない問題に登場したものとは?
ここまででおわかりいただけたように、フェス中は電波が繋がりにくいです。
そこでAT&Tという通信会社がフェスにドローンを基地局として導入することを発表しました。
ドローンを飛ばすことによって、コンサートやフェスでの通信環境が大幅に改善され、快適にスマホを使用できるようになります。
これはフェスだけに限らず、他のシーンでも応用が効きます。
例えば、車が入れない森の中や山の中であっても、通信に安定感が生まれます。
また、災害が起こったときに活用することも考えられています。
最近のニュースで法律で規制されたり安全性が心配されていたりと、何かとネガティブなイメージがありますが、実はこのような使い方で有効活用できるのです。
私たちの生活が快適になる可能性が高まるので、ぜひ良い方向で導入して欲しいですね。
ポケットWi-Fiがつながらない原因と対処法を解説!
フェスでスマホがつながらない時の対処法の1つ目にポケットWi-Fiを持ち歩くことをご紹介しましたが、ポケットWi-Fiが接続できないことがあります。
ここではその原因と対処法を詳しく解説します。
SSID・パスワードが正しいか
ポケットWi-FiとデバイスをつなぐためのSSIDとパスワードが正しく入力されているかどうかをチェックしましょう。
SSIDとは、無線ルーター親機が発する電波の名前のことで、両方とも正しく入力されていないとインターネットに接続できません。
ポケットWi-Fiは2.4GHzと5GHzの周波数帯に応じて2種類のSSIDが記載されています。
パスワードは共通であることが多いですが、万が一パスワードが異なっている場合、違った方を入力してしまっているかもしれません。
利用料金を支払っているか
ポケットWi-Fiの利用料金が未払いだと、利用できないので注意しましょう。
契約の内容によっては契約から一定期間は利用料金が無料になることもありますが、それ以降は料金を払わなければならず、未払いだと強制解約されてしまいます。
普段使用しないカードでの支払い設定にしていると気づかないうちに未払いになっていることもあるでしょう。
端末のSIMカードが認識されているか
ポケットWi-Fiで使われているSIMカードが本体に認識されているかどうかをチェックしましょう。
ポケットWi-Fiは基本的にSIMカードを入れて通信を行います。
そのためカードが適切に挿入されていないと通信できません。
「SIMカードを入れ忘れるはずがない」
このように思う方がいるかもしれませんが、挿入する向きが間違っていたり、方向がずれていたりするだけでも適切に認識されないのでチェックしてみてください。
機内モードになっていないか
ポケットWi-Fiが機内モードになっていないかも確認しましょう。
機内モードとは、Wi-FiやBluetoothなどの無線通信を一括で制限するシステムです。
機内モードは一回のタッチで設定できるという便利さが裏目に出て、何らかの拍子に機内モードになってしまっているということもあります。
端末の画面上部に飛行機マークがついていると機内モードなので発見したら解除してください。
ポケットWi-Fiの対応エリア内に入っているか
ポケットWi-Fiを対応エリア外で使っていたということもよくあります。
対応しているエリアはポケットWi-Fiごとに変わってきますので、ご利用中のポケットWi-Fiがどのエリアに対応しているかはあらかじめチェックしておいてください。
まとめ
モバイル通信がつながらなくなる原因は「基地局が遠い」「携帯会社のネットワーク機器にトラブルが発生している」「大勢の人が一斉にスマホを使って輻輳状態になっている」の3つです。
どうしても電波が悪い時は以下の対処法を検討してくださいね。
・ポケットWi-Fiを持ち歩く
・衛生電話を持ち歩く
・3G回線に切り替える
・あらかじめ集合場所を決めておくこと
本記事を参考に、快適に携帯を使えるような状態にしてください。