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2021.4.04

アクリルキーホルダーを作る際は著作権を守ること

アクリルキーホルダーを作る際は著作権を守ること

アクリルキーホルダー制作時の注意

アニメグッズや同人グッズとして人気のあるアクリルキーホルダー(アクキー)ですが、こうした二次創作物である同人グッズを制作する際には著作権に注意しなければいけません。
版権が存在するものについて、無断で同人アクリルキーホルダーを制作すると最悪の場合、著作権に触れて賠償を求められることにもなりかねません。
ルールを守ってアクリルキーホルダー制作を楽しむためにはどういったことに気を付けていったらよいのか紹介していきます。

□肖像権や著作権に触れる場合はNGなので注意

二次創作の同人アクリルキーホルダーを作る場合に、手描きのイラスト、写真などに肖像権、著作権が発生する場合には制作自体がNGとなります。
アニメや漫画のキャラクター、芸能人など有名人の写真、似顔絵を許可を得ることなくアクリルキーホルダーにしてしまうと権利の侵害にあたるからです。
もしこうした権利を侵害することなくオリジナルアクリルキーホルダーを作りたいのであれば、許可を正式に得てから制作に入らなければなりませんが、
許可の申請をしたからといっても、基本的には個人に対しOKが出ることはありません。
肖像権、著作権のルールをしっかりと守るのであれば、権利の存するものについて無断でアクリルキーホルダーを作るのはNGとなりますので、
はじめにこの点について充分肝に命じておくようにしましょう。

□賠償金を求められることもあるので注意しましょう

権利者の許可を得ないで無断でアクリルキーホルダーを制作してしまった場合には、権利者から訴えられてしまい賠償を求められる可能性があります。
企業、法人などが個人に対しわざわざ一人一人に訴訟を起こすといったことは実際にはほとんど考えられませんが、
常にそのリスクが可能性としては存在しますので、心得ておく必要があります。
気軽に有料素材の写真、イラストなどを無断で使用した場合には、数千万円〜億単位の多額の賠償金を求められるという可能性もあります。
他者の権利に触れるグッズ制作については、オリジナルグッズ制作会社や印刷所に注文をした際に拒否されるケースもありますので、
個人のやることだからといって許されるだろうと考えてしまうことのないよう気を付けておいてくださいね。

二次創作のアクキーは著作権的にはアウト?

オリジナルアクリルキーホルダー制作においては漫画、アニメ、ゲームキャラクターなどの二次創作グッズが製作されることが多いのですが、
著者や制作者から正式に許可を得ているわけではありませんので、著作権的にはアウトと考えなければなりません。
しかし、条件によっては二次創作としてアクリルキーホルダーなどのグッズを製作することが違法とならないケースもあります。
ルールをきちんと守ってさえいれば、後ろめたい思いをすることなく堂々と二次創作、同人活動を楽しむことができますのでOKなケースについても学んでおきましょう。
公式に二次創作を認めている場合には、アクリルキーホルダーなどのグッズを作っても全く問題ありません。
アニメ、漫画作品の中には公式に二次創作を禁止している作品も存在していますが、逆にルールを決めて二次創作を許可している作品もあるのです。

□私的利用、非営利目的の二次創作活動はアウト?

公式が二次創作を認めていないケースであっても、私的利用や非営利目的で小規模や個人的に楽しむ範囲ならばグッズ制作を黙認してくれているケースは多く存在しています。
正直なところ、二次創作を明確に禁止していない場合は私的利用&非営利目的の範囲ならば見て見ぬふりをしてくれることが多いでしょう。

アクリルキーホルダー制作で気を付けるべきこと

公式のルールを守って二次創作グッズ、オリジナルアクリルキーホルダーなどを製作する場合でも、当然NGなことはあります。
黙認されている、私的利用で利益を得ていないからといって、何でもやってOKという訳ではないので気をつけておきましょう。
同人グッズ制作においては、注意不足で炎上が起こってしまうこともありますから、ルールを最低限守って同人活動を楽しめるよう努めていきましょう。

□海賊版(ブートレグ)にならないよう気をつけよう

オリジナルアクリルキーホルダーを作る際には、海賊版になってしまわないよう気をつけましょう。
原作に絵柄を限りなく似せたイラストや、公式から実際に出ているグッズの類似品など、公式グッズと勘違いをされてしまうようなものは海賊版扱いになりかねませんのでお気を付けください。

まとめ

楽しい同人活動、二次創作活動ですが、今日の記事では著作権に関しての注意点をまとめてみました。
メークではオリジナルアクキー、iPhoneケースなどアニメグッズ、同人グッズ向けの製品をホームページにて多数販売しておりますが、
しっかりとルールを守って愛のある同人活動を行ってくださいね!

メークでした。