ギガってなに？ギガがなくなるとどうなる？

ギガってなに？ギガがなくなるとどうなる？

ギガってなに？ギガがなくなるとどうなる？

最近、ギガがなくなったという言葉を良く聞くことが多くなりました。
特に、若者に多く使われている言葉で、cmでもよくギガという言葉を耳にしますが、どのような意味があるのでしょうか。
今回は、ギガの意味やギガがなくなったらどうなってしまうのか、ギガが足りなくなった時の対処方法について紹介します。
是非参考にしてみてください。

ギガとは？

ギガとは、パソコンやスマートフォンのデータサイズの単位のことを表します。
ギガの正式名称はギガバイトと言い、他にもメガバイトやテラバイトなどの単位もあります。
よく若者が使用している「ギガが減った」という意味は、スマートフォンのデータ通信量のことを指しています。
スマートフォンのデータ通信量が多くなり、容量を超えてしまった場合に通信制限がかかってしまう状態になることをいいます。

ギガがなくなるとどうなるのか？

ギガがなくなってしまうと主に3つの問題が発生します。

インターネットの接続が遅くなってしまうことなある

データ通信量が契約の上限に達しても通信が利用できなくなるわけではなく、通信速度に制限がかかるようになります。
通信速度制限がかかってしまうと、インターネットを使用したときの読み込みにも時間がかかってしまうので、見たい内容をすぐ表示できなくなってしまいます。
通信速度制限にかかると、特定の日まで制限されることになります。

月次のタイプであれば、翌月の1日までデータ通信量がリセットされないので注意しましょう。

動画が途中で止まってしまったり、画質が落ちてしまったりすることがある

インターネットを使用したときだけではなく、アプリを使用したときの動作も遅くなってしまいます。
動画再生のようなデータのやり取りが大きいアプリの場合は、読み込みに時間がかかってしまうため動画が途中で止まってしまう可能性があります。

動画アプリによっては画質を落として通信速度が下がっていても再生できるものもありますが、通信制限にかかっている場合は非常に低速であるため画質を落としていても安定して再生することは難しいといえます。

ギガを増やす場合は追加で料金が発生してしまうことがある

通信制限がかかってしまうと、データ通信量がリセットされるまで、通常の速度に戻ることはありません。
リセットするまでにどうしてもギガを増やしたい場合には、追加で料金が発生してしまいます。
一般的に、2ギガバイトの通信量を追加する場合は1000円程度になります。
追加した分を使い切ってしまうと、また通信速度制限になるので注意しましょう。

追加でギガを増やすには、ポータルサイトでの処理やコールセンターに連絡する、来店を行い手続きする方法などがあります。

通信制限にならないためには？

通信制限にならないための方法は、主に8つあります。

1つ目は、wifiをなるべく使うようにすることです。
wifiを使うことはデータ通信を節約するための一番効果的な方法です。
最近では、無料でwifiを提供してくれる場所も増えてきたので、wifiが使用できる場所では積極的に使うようにしましょう。
特に大量のデータをやり取りするアプリのダウンロードや動画再生等の際は、wifiに繋いで行うと良いでしょう。

2つ目は、動画アプリの再生設定を変更することです。
動画アプリは、データを消費する量も多いため、設定で動画の画質を下げることにより通信量を抑えられます。
動画の画質は、360pや480p、720pなどがあり、480pや720pの場合は再生画質が重たくなってしまうので、通信制限が心配な方は、360p以下にすると良いでしょう。

アプリによりますが、wifi接続時のみHD再生できるものもあるので設定しておくと良いでしょう。

3つ目は、アプリのモバイルデータ通信をオフにしておくことです。
データ通信により速度制限がかかりやすい方は、事前にスマートフォンの設定でモバイルデータ通信を使用しすぎないようにしておきましょう。
アプリのモバイルデータ通信をオフにしておくことで、wifiのない場所ではアプリが使用できないように設定できます。

また、アプリだけでなくアプリストアのモバイルデータ通信もオフにしておくと良いでしょう。
アプリストアでは、購入したものが別端末で自動同期されるため、同期や更新を行うとデータ通信を利用することになり大量のデータ量が消費されている場合があります。
常に同期しておく必要が無い場合には、アプリストアのモバイルデータ通信をオフにしてデータ使用量を抑えましょう。

通信制限が気になった時は、モバイルデータ通信を一括でオフにできます。

4つ目は、アプリのバックグラウンド更新をオフにすることです。
スマートフォンに入っているアプリにはバックグラウンドで更新しているものもあり、起動していなくてもデータ量が消費されることがあります。
使用していないけどデータ量を使用している場合もあるので、バックグラウンド更新設定を見てみると良いでしょう。

5つ目は、メール画像の読み込みをオフにすることです。
メールに画像が添付している場合は、読み込むとデータ量が発生します。
必要のないメールにもデータ通信量が使用されることもあるので、サーバー上の画像だけを読み込む設定をオフにしてメールの画像読み込みを制限しておくと良いでしょう。

6つ目は、自動バックアップをオフにすることです。
画像や連絡先のデータを自動的にクラウド上にバックアップを取る機能があるので、バックアップをする際に通信量が発生してしまいます。
自動バックアップにより通信量を取られたく無い場合は、オフにしておくと良いでしょう。

7つ目は、位置情報サービスをオフにすることです。
位置情報は、地図アプリにとっては重要な機能になりますが、地図アプリ以外でも使用していることがあり、データを多く消費している場合があります。
位置情報が必要なアプリだけはオンにし、位置情報を使用しないアプリはオフにしておくと良いでしょう。

8つ目は、省データモードにすることです。
iphoneの場合は省データモード、アンドロイドの場合はデータセーバーをオンにすることで無駄な通信を遮断し、通信量を削減します。
バックグラウンドで行われている更新や同期を一括で一時停止できます。