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2023.1.23

iPhoneのバッテリーの適正温度とは?冬場は特に危険です!

iPhoneのバッテリーの適正温度とは?冬場は特に危険です!

iphoneのバッテリーにも適正温度があることを知らない方も多いのではないでしょうか。
iphonenのバッテリーは寒さや暑さに弱いため、適切に取り扱わないと劣化してしまいます。
また、高温になってしまった時に高温注意のアラートが画面に表示された経験がある方も多いでしょう。

そこで今回は、iphoneのバッテリーの適正温度についてと高熱注意アラートが出る原因、寒い時のトラブルやその対処法について紹介します。
是非参考にしてみてください。

iphoneのバッテリーの適正温度とは?

Appleはiponeを利用する場合と保管する場合の気温をそれぞれ定めています。
iphoneを利用する場合は0度から35度、iphoneを保管する場合は-20度から45度と定められています。
また、最適にパフォーマンスを発揮するためには16度から22度が適正温度となっています。

iphoneを保管する場合は、-20度の極端に寒い場所でも問題ありませんが、iphoneを利用する際には、0度以上の場所で利用しないと上手く動作しない可能性があります。
特に、雪が降る地方では、氷点下を下回る日も珍しくないので、真冬に外で利用する際には注意しましょう。

高熱注意の原因とは?

極端に、高温な場所でiphoneを利用してしまうと、正しく動作しない可能性があります。
日差しが強く、高温になりやすい夏場では、iphoneの適正温度である35度を超えてしまい高温注意のアラートが発生してしまいます。

適正温度を超えてしまうと、デバイスの充電が停止したり、ディスプレイに何も表示されなくなったり、モバイル通信データが低電力モードとなり、電波が弱くなってしまいます。
これらは、直射日光にさらしている場合や暑くなった車内に長時間放置していることが原因で発生する場合が多いため注意が必要です。

寒い時のトラブルとは?

iphoneに内蔵しているリチウムイオンバッテリーは、気温が低くなるとバッテリーの性能が低下してしまいます。
寒いときの主なトラブルとしては、使用時に勝手に電源が落ちてしまう、充電の減りがいつもより早い、充電マークは出ているが起動できないことなどが挙げられます。

これらは、低温によりバッテリーの性能が低下していることが原因となるため、寒さでiphoneの動きがおかしくなったと感じたら、手で温めてiphoneの温度を上げてみると良いでしょう。
バッテリーの状態が正常な場合は、適切な温度にすることで改善できますが、バッテリーが劣化している場合は温めても不具合が生じてしまう可能性があります。

バッテリーは使用するだけで徐々に劣化していくため、普段は正常に使用できていても急に不具合が生じることもあるということを覚えておきましょう。

iphoneが高温または低温になりすぎた場合の対処法とは?

iphoneには、本体が熱くなりすぎないように保護する機能が付いているため、内部の温度が正常に作動できる温度を超えてしまうと自動的に温度調節を行うようになっています。
正常の温度を超えてしまうと、充電が遅くなったり、カメラのフラッシュが一時的に無効になったり、グラフィックを使用するアプリや機能、パフォーマンスが低下してしまいます。

高温になりすぎないように事前に対策を行う必要があり、高温な場所や直射日光にさらされる場所では、なるべく長時間iphoneを使用しない事が重要です。
iphoneが冷えすぎてしまうと、iphoneの電源が切れたり、バッテリーの消耗が早くなってしまったりするため、温度の高い場所にiphoneを戻すことにより通常の状態となります。

バッテリー充電のコツについて

過充電を防止するためには、バッテリー充電の最適化を使用すると良いでしょう。
ios13以降からバッテリー充電の最適化機能が追加されており、インストールしなくてもiphoneユーザーならすぐに使用できます。

バッテリー充電の最適化は、充電自体を80パーセントに止めておくものではなく、80パーセントを超えてから充電速度が遅くなります。
80パーセントを超えてからは、使用開始時間を予測して100パーセントまで充電を行えるようになっています。
100パーセントになるタイミングについては、iphoneの機械学習機能によってユーザー別に予測しています。

このバッテリー充電の最適化機能をオンにするためには、まずiphoneの設定を開きます。
次に、バッテリータブを選択しバッテリー状態をタップします。
タップするとバッテリー充電の最適化の選択画面が出るのでオンにして設定完了できます。
しかし、ユーザーの充電時間が不規則である場合はバッテリー充電の最適化が適用されないこともあるので注意しましょう。

バッテリー充電の最適化がオフな場合でも80パーセントで止まってしまう場合があります。
そのような場合は、iphoneの本体が熱くなっていないか確認しましょう。
熱くなっている場合は、iphone側がバッテリーの寿命が延びるように80パーセント以上の充電ができないようになっています。

iphoneが熱くなってしまう原因は主に2つあります。

高温の場所に放置していること

iphoneが熱くなった場合は、高温の場所に放置していないか確認してみましょう。
熱を帯びてしまう場所にiphoneを置いておくと充電が止まってしまうことが多いです。
真夏の車内や直射日光が当たりやすい窓際にはなるべく置かないようにしましょう。

放熱が追いついていないこと

iphone自体の放熱が上手く出来ておらず、バッテリーに負荷がかかってしまい本体が熱くなってしまうことも考えられます。
負荷が多くかかってしまうアプリや複数のアプリを同時に起動した際には、放熱が追い付かなくなることがあるので注意しましょう。

熱くなって止まってしまった場合の対処法は、以下の3つを試してみましょう。

電源を落としてみる

iphoneが熱くなってしまった場合には、本体の電源を落としてみましょう。
電源を落とすと本体の熱が自然と下がります。
電源を落としてもiphoneの温度が下がらない場合は、バッテリーに問題が生じている可能性があるので注意しましょう。

アクセサリを外してみる

ケースやカバーなどのアクセサリを付けていると熱がこもりやすくなり放熱できない状態になってしまうことがあります。
熱で充電が止まってしまう可能性を避けるためには、通気性の良いアクセサリを選ぶと良いでしょう。

涼しい場所に置く

iphoneが熱くなった場合は、涼しい場所に移動すると良いでしょう。
しかし、バッテリーは温度変化に弱い特徴があり、急に熱を下げてしまうと故障してしまう可能性があるので注意しましょう。

まとめ

iphoneを利用する場合は0度から35度、iphoneを保管する場合は-20度から45度とAppleにより定められていて、適正温度は16度から22度といわれています。
適正温度を超えて、極端に高温な場所や低温な場所でiphoneを利用してしまうと、正しく動作しない可能性があるので注意が必要です。

本体が熱くなってしまった場合は、電源を落としたり、涼しい場所に置いたりすると良いでしょう。
また、寒さでiphoneの動きがおかしくなったと感じた場合は、手で温めてiphoneの温度を上げてみると良いでしょう。
過充電を行うとバッテリーの劣化に繋がるため、バッテリー充電の最適化の使用をおすすめします。