アクリルキーホルダーを業者に依頼するときのデータの作り方とは?
アクリルキーホルダー作りを検討されている方はいらっしゃいませんか。
キーホルダー作りを業者に依頼する際、最初のステップはデザインを作成してデータを入稿することです。
しかし、データの作り方が分からない方も多いかと思います
そこで今回は、アクリルキーホルダーを発注する際のデータの作り方をご紹介します。
業者がアクリルキーホルダーを作る流れとは?
業者に依頼すると専用の機械でデータを印刷して型抜きがされるため、同じ品質のものを量産できます。
これまでは、商品を大量に注文することが一般的でしたが、最近では1つから受注している業者が多いのが特徴的です。
実際に業者は、アクリル板のカット、ホコリの除去、デザインの印刷、検品・パーツの取り付けという順でアクリルキーホルダーを作ります。
業者の多くがUVインクジェット印刷機を使っていますが、その場合ゴールドやシルバーの特色印刷やクリアコートができない場合があるため注意しましょう。
そして、業者に依頼する場合、片面印刷か両面印刷かを選べるので検討しておきましょう。
提出データ作成のポイントとは?
業者に提出するデータを作成する時には、ポイントを押さえておくことが大切です。
では、どのようなポイントがあるか見ていきましょう。
白おさえに関するポイント
デザインのレイヤーにはカットライン、白おさえ、デザインデータがありますが、それぞれのレイヤーが別になっているかを確認しましょう。
また、白おさえはK100パーセント、つまり黒一色で作成するようにしてください。
そして、プリンターで印刷した際の誤差を考慮して、デザインデータより0.1ミリメートル内側に白おさえを入れるのがポイントです。
白おさえの作成をスムーズに進めるためのコツは、デザインの境界線をはっきりとさせ、グラデーションの導入を避けることです。
データ内の文字に関するポイント
特に漢字や明朝体で書かれた小さい文字や0.2ミリメートル以下の細かい線は印刷が難しい可能性があります。
そのため、小さい文字を入れたい場合のフォントの大きさは、最低でも5から6ポイントに設定しておくのが賢明でしょう。
また、使用したフォントが印刷業者のソフトウエアに含まれていなくても使えるように、デザイン内の文字はアウトライン化しておくことをおすすめします。
デザイン全般に関するポイント
入稿する際は、背景が透過されている、つまりデザインが切り抜きされた状態にしておく必要があります。
また、仕上がったキーホルダーのサイズに差が出ないように、入稿データのサイズは実際に希望するキーホルダーの実寸にしましょう。
他にも、画像解像度は350dpi以上に設定しておくと、より細かいデザインが反映され、キーホルダーがぼやけてしまう事態を避けられます。
色に関する注意事項は、カラーモードをCMYKにすることです。
そうすることで、データを印刷した際に思っていた色味と異なる可能性を最小限にできます。
まとめ
アクリルキーホルダーを業者に依頼する際のデータの作り方をご紹介しました。
満足できるキーホルダー作りを実現させるためには、たくさんあるポイントをしっかりと押さえることが大変重要です。
当社では、オリジナルのアクリルキーホルダーのご注文を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。