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2021.3.27

【ME-Q 同人グッズ・推しグッズの作成】ひとりでも同人サークル活動はできる?

【ME-Q 同人グッズ・推しグッズの作成】ひとりでも同人サークル活動はできる?

【ME-Q 同人グッズ・推しグッズの作成】ひとりでも同人サークル活動はできる?

同人誌の即売会はサークル単位で応募するのが基本でよく知られていますが、
同人サークルに入っていなくてもイベントに参加できることはご存じでしょうか。
実際、一人でもサークル登録はできて即売会にも出展することができるのです。
そこで今日の記事ではインターネットの普及によって形態が変化しつつある同人サークルに関して掘り下げ、
個人で同人サークル活動を行なっていくための注意点等を紹介します。

同人誌の即売イベントに出展したり同人作品の制作や発表を目的としてグループ活動する人たちを同人サークルと呼びます。
そうして作成された同人作品は小説などのオリジナルから二次的な創作物、さらにアクセサリー、雑貨類など種類は多岐に渡ります。
ただし、多岐に渡っているのはサークルの種類についてで、それぞれのサークル自体が扱っているジャンルは通常ひとつふたつ程度です。
一本のジャンルに絞った活動をするサークルが多数を占める中、色々なジャンルを扱っているサークルを「よろずサークル」と呼ぶ事があります。
また、同人誌即売会などで同人誌の頒布数(売れる部数)が通常よりも目立って多いサークルのことを大手サークルと呼びます。
特に数値の基準などはありませんが、一度のイベントで数千部単位の同人誌を頒布するサークルは大手と呼ばれることが多いです。
コミケ(コミックマーケット)ではこうした大手サークルは混雑するため、通行の妨げにならないよう壁側へ配置される事もあります。
こうしたことから大手サークルを「壁サークル」と呼ぶこともあります。

同人サークルの仕組みは?

複数の人が集まって同人サークル活動をすることのメリットは様々です。
たとえば、イベントにかかる費用や製本代金は複数人で折半することができるでしょう。
その他にもイラストを描く人、小説を書ける人がサークルに所属しているならば、同人誌の表紙にこだわって製作することもできるでしょう。
さらに音楽が作れる人がメンバーにいるなら、一緒に同人音楽CDやデータのダウンロード販売をセットにした独自のグッズを製作したりすることもできるでしょう。
このように複数人が集まって創作活動の幅が広がるのはひとつのメリットだといえます。
また、複数人が集まってそれぞれが好きなジャンルについて語りあえるかけがえのない仲間ができるという点も、複数人でサークルを作るメリットだといえるでしょう。

信頼感がサークル活動では重要

一方、サークル活動を行う上では信頼関係が重要となります。
たとえば、数人が集まって同人誌を作るというケースを考えると、大前提として各人が〆切を守らないと入稿ができません。
また、入稿するためにはメンバーたちでお金を出し合わないといけません。
そして無事に同人誌ができあがった後にイベント出展するとしたら、イベント費用も払わない人がいると困ってしまいますよね。
また、ブースで売り子になる人がイベント当日に遅刻したり、これなかったりすると困ってしまいます。
ですから、長年交流があったり信頼のおける相手とサークルをつくる事が多いのです。
また、以前からの知り合いでなくても同人作品を作るため広く募集をかけるサークルもあります。
「一緒にこのサークルの作品を作りたい」とお考えなら、こうした募集に一度連絡してみるのも良いでしょう。

おひとりさまサークル

日本中に数多くある同人サークルですが構成員が一人の「おひとりさまサークル」(個人サークル)も数多く存在しています。
同人誌即売イベントの応募はサークル単位での受付けとなるので、
グループ単位での応募が必須だと思われる方もおられるかもしれないですが、
実は同人サークルにおいて個人サークルの割合は増加の傾向にあります。
これは近年、同人誌制作費用が安くなったので、一冊の同人誌を発注するため数人で資金を集める必要がなくなったことや、
インターネット上でも作品を発表する機会が増えたので、以前ほど頻繁に同人誌を製作しなくても読者の方々にアピールすることができるようになったということが原因として考えられます。
こうした背景から「サークル活動は複数人でなくてはできない/個人での活動は複数人に比べて圧倒的不利」といった状況ではなくなっています。

補足

一人の作家が製作した同人誌のことは「個人誌」、2~3人の複数人で製作した同人誌は「合同誌」といいます。
ただし、個人であるがために困る事もあります。
イベントの参加時に申し込み、入金の処理、提出物のスケジュール管理など、色々な作業を個人でやらなければならないので、ひとりへの負担が大きくなります。
イベントの当日も食事など出展スペースを離席する時には、ブースに残したお金や商品管理については不安になるでしょう。
そういった時には、無理をして個人でやるのではなくお友達にブースの手伝いを頼むなどの、臨機応変な対応が必要となります。

まとめ

メークでは個人での同人活動向けのアクキー・アクスタが充実しています。
下記リンクからぜひ素敵なオリジナルグッズを作ってみましょう