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2021.3.16

スマホ、iPadの除菌方法をお教えします

スマホ、iPadの除菌方法をお教えします

スマートフォンの除菌

近年では生活必需品として定着しており、街を歩けば皆が持ち歩いているスマートフォンですが、
いつも持っているだけに、見えない汚れにさらされるリスクも高い。外出時に電車の吊り革や階段の手すり、ドアノブやボタンなど様々なものを触った手で操作するスマホは、できるだけ清潔にしておきたいもの。新型コロナウイルスやインフルエンザなど、感染予防やウイルス除菌のために、清潔に保つにはどうしたらいいのか。スマホメーカーに最新のお手入れ方法を聞いたので、正しい知識とともに注意点など解説する。

スマホお手入れの基礎

スマホの基本的なお掃除の方法は「専用クリーニングクロスで拭く」ということです。
クリーニングクロスやメガネクリーナーのように清潔で乾いた、繊維が細かくやわらかい布で画面や本体の汚れを拭き取っていきましょう。
異物がついているまま拭き取ろうとしたり、液晶を強く擦ったりすると画面やスマホ本体を傷つける可能性がありますので注意が必要です。

除菌消毒用アルコールティッシュやウェットティッシュ、除菌シートの使用についてはどうでしょうか?。
各メーカーともに取扱説明書でアルコール、ベンジンやシンナー、洗剤、ガラスクリーナーなどを使用すると外装印刷が消えたり故障してしまう原因になると注意していますが、ここ最近のウイルスの影響によって、一部メーカーでは特定の条件の元、消毒用のアルコールシートなど殺菌に効果のある手段を許容する意見も出てきています。
これは具体的にはどういった条件なのでしょうか?。Appleや一部メーカーのコメントを紹介していきます。

最新スマホのお手入れ方法

□アップル社のiPhoneやiPadのお手入れ方法は?
70%のイソプロピルアルコールを含有しているワイプやクロロックス除菌ワイプを使って、iPhone外表面をやさしく拭いていきましょう。
ブリーチ(漂白剤)は使用不可です。
開口部に湿気や水分が入らないように注意しましょう。
洗剤の中にiPhoneを浸すのはNG。

イソプロピルアルコールは工業用洗剤のほかにも、メガネレンズ、DVDクリーナーとしても利用されているアルコールです。
クロロックスは米国で普及している漂白剤で日本では通販によって入手可能です。
今までの記事でスマホのお手入れは柔らかい布を用いて拭き取る。または一部のモデルでは「温かい石鹸水に浸しておいた柔らかい布を使って拭き取る」だけでしたが、
新型コロナウイルスの世界的拡大を受けて上記のように変更されました。詳しくはAppleホームページの記載内容を確認してくださいね。

京セラスマートフォンのお手入れ

メーカー担当者によると基本的には説明書に準拠し、新型コロナウイルスの拡大を受けて以下のお手入れ方法をホームページにて公開しています。

<防水(防水IPX5/8、IPX5/7)対応モデル>
電源を切って70℃以下の蒸しタオルで優しく拭き取る程度ならばOK。
柔らかい布(糸くずが出ないもの)にイソプロピルアルコールとエタノールを少量含ませて本体を拭き取るならOK。
その他に防水対応モデルではハンド・ボディーソープでのお手入れ方法も新たに公開、詳細はメーカーのホームページをご参照ください。

ソニー製スマートフォンのお手入れ

ソニーのメーカー担当者によると以下の条件における拭き取り試験実施の結果、スマホ表面の塗装に剥がれなどが起きないことを確認しました。

□スマートフォンの表面(背面含む)は少量の消毒アルコールを含む柔らかい布で拭いても問題ありません。
拭き取りを行った時の痕については、眼鏡拭き、スマホ用クリーニングクロスなど柔らかい布で拭き取れば良いでしょう。
スマホ側面は、乾いた柔らかい布で拭いてUSB端子やイヤホンジャックの中に布が入らないよう注意しましょう。

これまでの案内においては除菌のためでも消毒用アルコールを含むシートは良しとされていませんでした。
こうした製品の取り扱いについては注意しておいたほうが良いでしょう。

表面コーティングと印刷の剥離
パネル結合面への接着の劣化
開口部への湿気の流入
防水性能低下
接続端子が劣化すること

スマートフォンにはこれまで汚れなどがつかないように、iPhoneを例に挙げると撥油性コーティングがなされており、アルコール、シンナー、洗剤などによりそのコーティングが剥離する懸念があります。
プリントされている場所などは何度も擦ることで剥がれてきてしまう可能性があります。
力を入れて強く拭くなどの行為は避けたほうが良いでしょう。

※今回、アルコールやベンジンなどさまざまなグッズを使用したクリーニングをOKとしたメーカーでも、その許容範囲はスマホの画面や本体の表面に限られています。
スマホの結合部、開口部については記載がないので、接着の劣化や湿気による水濡れ、内部の結露を防ぐためにも避けたほうが良いでしょう。