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2020.6.09

知っておくべき注意点!携帯扇風機を使用する方必見

知っておくべき注意点!携帯扇風機を使用する方必見

知っておくべき注意点!携帯扇風機を使用する方必見

最近、携帯扇風機を体に当てて涼んでいる人をよく見かけませんか。
持ち運びができて、手軽に風を感じられるため大変便利ですよね。
そんな携帯扇風機ですが、実は使用に関して大きな注意点があります。
そこで今回は、携帯扇風機の注意点と、安全な使用方法をご紹介します。

携帯扇風機の注意点とは?

なぜ体を涼めてくれるはずの携帯扇風機に注意が必要なのでしょうか。
その理由を詳しく解説します。
通常、汗は蒸発するときに体から熱を奪って、体温を下げる役割をします。

しかし、屋外のような高い外気温の中で、顔に携帯扇風機を当てると、熱を奪う前に汗が乾いてしまって、体から熱が発散できません。
そうすると脱水症状がおこり、重症化すれば命の危険性があるでしょう。

また、気温が35度を超える環境の中で首に携帯扇風機を当てる行為も危険です。
この行為は、ドライヤーの熱風を首に浴びせ続けていることと、ほとんど変わりません。
首には頸動脈という太い血管があり、ここが温まると熱い血液が首から全身に回ります。
それによって全身が温まり、熱中症になるというわけです。

このように、屋外で携帯扇風機を使用する行為には大きな危険性が潜んでいます。
特に猛暑日の日は注意しましょう。

安全に携帯扇風機を使うポイントを紹介します

それでは、どのように携帯扇風機を使ったらいいのでしょうか。
安全に使用するために守っていただきたい3つのポイントを紹介します。

濡れたタオルに風を当てる

水に濡れたタオルを首に巻いて、そこ風を当てましょう。
そうすることで水が気化して、冷却効果を発揮します。
また首元の大きな血管が冷やされるため、全身の熱を冷ますことに繋がります。

目に直接風を当てない

顔の前から携帯扇風機を当てる行為は、目に直接風がかかって危険です。
高温の風が目に当たると、目が乾燥してドライアイを悪化させる危険があります。
できるだけ風は首の後ろから当てるようにしましょう。

また、首の後ろから風が吹き込むことによって、煙やほこりなどが目に入りづらいといったメリットもあります。

首元のタオルを結ばない

首元のタオルを結ぶように巻くのはおすすめしません。
そのタオルが乾いてくると、マフラーのような機能に変化するためです。
できるだけタオルは開けておき、その開いた部分から携帯扇風機の風を当てましょう。

まとめ

手軽に涼むアイテムとして大変便利な携帯扇風機ですが、その一方で大きな危険性もあります。
特に屋外で使用する際は注意が必要ですね。
夏に向けて携帯扇風機の正しい使い方理解して、熱中症対策を万全にしましょう。