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2021.12.17

5Gスマホの「Sub6」「ミリ波」の違いについて解説いたします

5Gスマホの「Sub6」「ミリ波」の違いについて解説いたします

5Gっていったいなんだろう?

近年、最新のスマホが対応している「5G」、みなさんも一度は目にしたり聞いたことがあると思いますが、
実際にどのようなものなのかまで理解している方は意外と少ないのではないでしょうか?
解説すると、5Gとは第5世代移動通信システムのことを指し、前世代となる4Gの移動通信ネットワークに続くものです。

1Gは音声通話のみサポートする初代ワイヤレス移動通信テクノロジーでした。
2Gからテキストメッセージ等、デジタル移動通信テクノロジーが導入されました。
3Gではビデオ通話とモバイルインターネットアクセスが導入。
4Gはネットワークの速度が3Gよりも向上、ビデオ会議やゲームの高速通信テクノロジーをサポートするようになりました。

ここ日本では2021年12月時点では利用できる場所は一部の人が集まるところのみになっていますが、
2023から2025年には全国的に利用地域を拡大する見込みになっています。
近年では5G対応のスマートフォンも多数発売されており、iPhone12シリーズ、iPhone13シリーズの全機種は5G対応となっています。また、Androidスマホでも多くの機種がこの5Gに対応しています。

しかし、5G対応スマホの解説などを読んでいると、よく目にするのが”sub6(サブシックス)”と”ミリ波”というワードです。
これらは双方ともに5Gで使用される周波数値に関した言葉なのですが、「sub6」のみ対応のスマホ、「sub6」「ミリ波」双方に対応するスマホがあり、いったい何が違うの?と思われた方も多いのでないでしょうか?
5Gスマホを導入するうえでは重要となる「sub6」「ミリ派」について、今日の記事では細かく解説していきます。

「Sub6」「ミリ波」とは5Gから利用できる新周波数帯

これまでは「4G」の周波数帯を利用していましたが、5Gでは新しい無線技術が使われています。
その無線技術を「NR(New Redio)」といい、1世代前の4GLTEのように「5GNR」や「NR」などとも言います。

5Gは二つの周波数帯「sub6」と「ミリ波」を用いてデータ通信を行っています。
4Gの場合は3.60GHz未満の周波数ですがsub6は3.6GHz~6GHz未満の周波数帯域、ミリ波では28GHz~300GHzを利用することになります。
この周波数は高ければ高いほど帯域幅が広くなって、データ通信がスムーズになります。
少しわかりにくい用語が多いのですが、簡単に言えばこの数値が高いほどデータ通信の道幅が拡大し、
大量のデータがスムーズに行きできるようになる、と捉えていただいて結構です。

5Gになると「自動車の自動運転が実現する」「大容量の動画でも一瞬でダウンロードできる」といったことを皆さんはお聞きしたことがあるかもしれませんね。これは二つの周波数帯の中でも数値の高い「ミリ派」が使用できることを指しています。
「サブ6」は前世代の4Gと周波数値が近く、速度において「ミリ波」には大きく劣っています。
そのため、5G対応スマホとは言っても4Gよりは通信速度が早くなりますが、劇的な速度向上までは見込めません。

5Gに二つの周波数帯があるのはどうしてかというと、
「ミリ波」と「サブ6」 にはどちらもメリットとデメリットがあり、
それを相互に補うため二つの周波数が用意されています。

□ミリ波のメリットは?
超高速通信が可能になる
遅延が少なくなる
多数同時接続が可能

□ミリ波のデメリットは?
電波の届く範囲が狭い
障害物による影響を受けやすい
まだ国内では環境が整っていない

□sub6のメリットは?
4G技術を転用できるため、電波を利用できる環境がミリ波よりも速く整う
広域まで電波が届く
障害物による影響を受けにくい

□sub6のデメリット?
速度、同時接続においてはミリ波に大きく劣る

「ミリ波」は超高速通信、低遅延、多数同時接続などメリットが大きい一方で、
技術的にも難しく普及は今すぐには難しい状況となっています。
一方、Sub6は2025年までには日本全国に普及されると言われています。
そのため、2021年現在では普及の目処が立っていない「ミリ波」には非対応で「susb6」のみ対応のスマホも発売されています。
超光速通信ができる5Gスマホに買い換えよう!とお考えの方は、
sub6のみ対応かミリ波にも対応するスマホかを事前によくチェックしてから購入しましょう。
ミリ波対応スマホは現在のところ、sub6のみ対応の機種よりも値段が高くなっています。

まとめ

今日の記事では意外と知られていない、5Gの詳細について解説いたしました。
最新のiPhone13シリーズでもミリ波に対応するのは米国モデルに限定されており、
ミリ波対応のスマホはarrows 5G、Galaxy S21 Ultra 5G、Galaxy Note Ultra、Galaxy S2+、Xperia 1 IIIといったハイエンドモデルに限定されていますので、機種変更の際は対応状況についてよくチェックしてくださいね!