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2021.1.27

アクリルキーホルダーを作る際に注意したい著作権について紹介します

アクリルキーホルダーを作る際に注意したい著作権について紹介します

アクリルキーホルダーを作る際に注意したい著作権について紹介します

アクリルキーホルダーの製作をお考えの皆さん、デザインで悩まれていませんか。
お気に入りのキャラクターのものを身につけると、気分も上がりますよね。
しかし、キーホルダーを作る際には、著作権に気を付ける必要があります。
そこで今回は、アクリルキーホルダー作りをご検討中の方へ、著作権について解説します。

著作権と商標権とは?

皆さんは、著作権が何かご存じですか。
著作権という言葉を聞いたことがあっても、詳しくはご存じでない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、著作権についてみていきましょう。

著作権とは、アニメやゲーム、音楽、絵をはじめとした創作表現を守るための権利です。
著作権を侵害した場合、著作者から訴えられることもあります。
また、罰金を課されることもあるでしょう。
アクリルキーホルダーを作る際は、この著作権に注意する必要があります。

著作権と似たものに、商標権があります。
これは、特許庁に申請して登録されたブランドの名前やロゴに与えられた権利です。
更新さえすれば、半永久的に権利を保持できます。

著作権と商標権の違いを見ていきましょう。
著作権は、元の作品を知らない場合に著作権侵害と見なされないことがあります。
その反面、商標権は事前知識に関係なく、侵害と考えられます。
そのため、ブランドの製品やロゴを使うのは避けましょう。

以上のことから、アクリルキーホルダーを作る際には、原作のイラストやロゴ、画像を使えません。
この際、模写や複製もしないようにしましょう。

また、芸能人の写真を使ってキーホルダーを作りたい方も多いかもしれません。
しかし、人には肖像権があるため、勝手に写真を使えないことを把握しておきましょう。

二次創作で著作権侵害にならない例とは?

皆さんの中には、既存のキャラクターやブランドのロゴをそのまま使わなければ良いのでは、とお考えの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、二次創作でも創作者の許可がないと著作権侵害になる可能性があります。
ここでは、二次創作でキーホルダーを作りたいと思っている方に向けて、二次創作で著作権侵害と見なされない場合をご紹介します。

1つ目は、アニメやゲーム、漫画の公式が二次創作を認めている場合です。
公式の中には、二次創作について禁止事項を明記しているところもあれば、ルールーを決めて認めているところもあります。
アクリルキーホルダーを作成する前に、確認して認められている場合はルールの範囲内で使いましょう。

2つ目は、私的利用や非営利目的で利用する場合です。
特別禁止している場合を除いて、「二次創作を認める」と公式が明言していない場合でも、黙認されるケースが多いでしょう。

まとめ

本記事では、アクリルキーホルダーをご検討中の皆さんへ、著作権についてご説明しました。
アクリルキーホルダーのデザインを決める際には、著作権を守る必要があります。
また、二次創作が許される場合にも条件があります。
本記事を参考にして、アクリルキーホルダーのデザインを検討してみてください。